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ハロルド作石さんの作品で
一番好きです!

稀代の劇作家が
いかにして成功したか?
そして
もし「シェイクスピア」が
7人の合同ペンネームだったら?
というオリジナルな設定!


キーワードはズバリ「自由」です!

主人公のウィルとジョンは
ある日
貴族のシカを盗んだ疑いで
尋問を受けます。

実際のところ
二人は無実なんですが
そんことは関係ない!

上流階級がクロといったらシロもクロ!
そんな中世ヨーロッパの階級社会・・・
やばいですね〜

無実の罪で
信頼、金、自尊心を失った
ウィルとジョンは
自分たちが
人生を賭けて手に入れたいモノが
「自由」だと気がつきます。


二人にとっての「自由」とは
・人前で自由に発言できる権利
・自分が正義であると認められる優越
・人を自由に操ることができる権力


人を惹きつける存在のウィル
商才に優れるジョン

すべてを失った二人が
将来の成功を決意をする⑥巻!

シェイクスピア伝説のスタート地点!



名前って何?
バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま 

500年以上も語られる詩
いくつも残したシェイクスピア!

そのサクセスストーリーを
ハロルド作石さんが描いて
おもしろくないはずがない!

7人のシェイクスピア(6)
ハロルド作石
講談社
2016-12-09