
架空のJリーグチーム(モデルはFC東京?)の
プロの育成組織であるユースチームを描いたマンガ。
16〜18歳の選手が所属し
彼らをトップチーム(プロ)へ昇格させることがユースチームの存在理由。
だが実際にユースからプロに昇格できるのは年に1~2名程度。
9割以上の選手はプロになれない。
「アオアシ」はこのユースチーム内での競争を描いてます。
ある選手は18歳でもユースのBチーム
ある選手は16歳にしてトップチーム(プロ)に登録される
部活のように仲良しではないチームの内情
などなどリアリティを感じる設定がいい感じです◯
プロ予備軍のユース選手達が日々どんな姿勢でサッカーに取り組んでいるのか
このマンガを読むと伝わってきます。
もちろんユースに入る事自体のハードルがめちゃめちゃ高い。
あらすじ
主人公「アシト:15歳」は愛媛県内の部活での活躍が評価され
東京のクラブチーム「東京シティ・エスペリオンFC」のユースチームの
セレクション(入団テスト)へ招待される。
この入団テストには都内の名のある中学生が多数参加しているが最終的に合格しユースに入団
できるのは数名(場合によってはゼロ)
なぜならユースの9割は中学生年代が所属するジュニアユースからの昇格組が占めている。
その昇格組に加えてスカウトされた選手が若干名加入。
残ったわずかなイスをセレクションで追加募集する。
第1巻では残されたセレクション枠を賭けて主人公のアシトがセレクションに挑む。
サッカー少年たちがワンチャンスに人生を賭ける!
前に都会のジュニアユース年代(中学生)のサッカーの試合を
生で見たんですがそのテクニックの高さには正直ひきました(⌒-⌒; )
ユースの技術レベルは異常ですわ。
そんなジュニアユースの選手ですらユースに昇格できなかったり
ユースに昇格したとしても3年以内にプロになれるのはその中のほんの一握りだけ。
そんな競争を抜けてきた存在がプロ。
そしてプロ中のトップオブトップが日本代表ってことなんですね。
日本代表ってホント人間じゃないですね。
ちなみに中村俊輔は横浜マリノスのジュニアユースに所属してましたがユースへの昇格ができなかったそうです。(そのため高校の部活へ進み、高校サッカーからプロを目指した)
それくらいユースに入る事のハードルは高い。
「部活で仲間と全国へ」という感じの青春スポーツマンガとは一味違った設定が新鮮です。
「すべては自分がプロになるために」
人生を賭けて日々サッカーと向き合う少年達からガッツリエネルギーをもらえるマンガです。