新川直司
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4月は君の嘘の作者の漫画
現在連載している「さよなら私のクラマー」のキャラクター「恩田希」の高校入学前のストーリー
この話を読むとさらに「さよなら私のクラマー」の感情移入がしやすくなり面白くなること請け合い
(むしろ「さよなら私のクラマー」がこの話の続編ですね。この漫画の方が前に出てるので)
「さよなら私のクラマー」だけ読むと恩田希というキャラクターが生意気でなんだこいつ、みたいな印象だったんですが、この話を読むと一気に印象が変わります笑
はい、私は「さよなら私のクラマー」を先に読んでから「さよならフットボール」を読みました^^;
この作者特有の絵柄とあいまってストーリーがすごい綺麗。
さらに新装版であれば、全2巻でまとまっているので、読みやすい。
恩田希は、女性でありながら人を魅了するプレイをするフットボーラー。
しかし、学校には男だけのサッカー部しかなく、所属するものの女性だからという理由で試合に出れない。
試合に出れない理由は、性別だけの問題ではなく、思春期からどんどん顕著になっていくフィジカルの差。
監督も技術は認めているものの圧倒的なフィジカルの差で試合に出るのは危険と判断。
(紅白の練習試合程度はしている)
そこで、主人公の恩田希は様々な手を使い試合に出ようと画策する。。
そして男のフィジカルサッカーに通用するということを証明しようとする。
しかし、実際の試合は紅白戦とは違い、コンタクトやプレッシャーが桁違い。
自分の性別やフィジカルの弱さを悔やみつつもサッカーと向き合っていく。
サッカーの名言も出てきたり、サッカーずきもサッカーが詳しくない感動請け合いの青春部活動ストーリー。
こういう才能がある人物の不遇ストーリーは才能があるからこその悩みや、逆境や現状を打破しようとする努力が感動と共感を得ると思います!
もちろん続編の「さよなら私のクラマー」もおすすめです!
両方読むことにより、それぞれの漫画がより深く感情移入できる珠玉の漫画です。
ぜひ、読んでみることをおすすめします!
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